動画撮影・映像制作においてカラーコレクションは重要です。
今回はDavinci Resolve 14(パブリックベータ版使ってみました)というソフトとX-Riteのカラーチェッカーを使って簡単なカラーマッチングをしてみます。
先ずはこの絵

ビデオカメラ(Canon XF100)で動画撮影したものをそのまま出力しました。
ホワイトバランス:プリセット
ピクチャープロファイル:OFF
こいつを左下にあるX-rite Color Passport Classicを使ってカラーコレクションして最終的に下の画像みたくします。

先ずはビデオカメラでカラーチェッカーを撮影します。

画像アップしすぎて分かりにくいですが、こんな感じでカラーチェッカーを撮影します。気をつけないといけないのは
・なるべくフラットな光のところで撮影。
・露出とホワイトバランスは正確に撮る。(18%グレーが大体40IREが基本。白トビしないように)
・また色飽和してもアウトです。(正確にカラコレできなくなります。)
・あと細かいことですがチェッカーは縦に置いた方がウェーブが見やすい。
その他使い方等はX-Riteのホームページが詳しいので検索してください。
Dvinci Resolveを立ち上げて、ソースをメディアに追加してタイムラインに並べます。その後、一番下のアイコンのカラーをクリックしてカラーページにします。

左下のカラーマッチタブをクリックしてカラーマッチの画面をだします。

設定を画像のようにして、右上のプルダウンでX-Rite Color Checker Classic を選択します。
次にソース画面に移って左下のプルダウンでカラーチャートツールに切り替えて下の画像ようにします。


上の図のように端を合わせます。またカラーマッチタブ画面に戻りましてマッチボタンを押します。

するとこんな感じでマッチングしてくれます。(緑とか数値高め。)
後は対象のクリップに Ctrl+C Ctrl+V で設定を写して完成。
なんとなく色味がよくなりました。
ここから、各々狙いの映像に仕上げるために色々しますが、それはまた次回。あるかもしれない・・