またまた周回遅れになってしまいました、すみません。
今回はグリッドを持ってない人達の為に、小道具の作成からです。
この写真はスヌートの光を壁に映したもの。

光が固く、芯が見えます。
薄いディフューザーをかけてみた。

光は柔らかくなり、芯も消えました。
これがスヌート。

リフレクターに引っ付ける為のテープをクルクルと巻きます。

スヌートは仕上げに空気穴をあけるの忘れないでね。燃えます。
スポットも作りました。

実際に撮影で効果を試してみます。

おお、きれいにスポットが当たっています。
この方法なら、現場でグリッドがなくても応用ができますね。
現場で不慮の対応を迫られた時、このような小技が身を助けるのです・・・たぶん。
「これでもう、”グリッドがないから光を絞り込んだ撮影ができない”とは言わせない」と、先生が言ってましたwww
引き続き、シルバー撮影の実践・応用編で”炊飯器”にチャレンジです。
カメラマンはNRさん、アシストは・・・その他全員です。
”炊飯器”持ち込んだのは私なんですが、こんな難しい物を持ち込むと・・・
こんな大掛かりなセットになってしまいました

わかります?天トレ、バックライト、商品をグルッとトレペで囲い、
両サイドから2灯。スポットはレンブラントの位置からトレペ越しに入ってます。
さらに、最後に先生が両サイドの2灯の後ろに白レフを置いてくれて
(これがないとサイドが固く、暗い感じでした。)、完成。
隙間から覗くと・・・・

おぉー!!いい感じにライティングされております。
これが仕上がり(NRさん撮影)

メーカーカタログの撮影現場もこんなことになってるんだなぁー
大変なんだなぁー
と実感しました。
今回の撮影はかなり高度で、難しかったけれど、ハイライトの位置をどこに持ってくるかを決める(ここが重要)という大切な作業の練習になりました。