今回のお題はシルバー撮影でした。
カメラマンはSさん、アシストはNさんと私。
正確には「シルバーを黒締めする」という課題でしたが、
私も含め全員かなり苦しんだ模様・・・・。
シバさんがスプーンという超難題を提案してくれたので、
みんなで果敢にチャレンジしました。
今回はだいぶ端折りますが、結局、黒締めの紙を入れると
スプーンにおかしな写り込みが入ってしまうので、黒紙をやめて
ライトだけで調整する事になりました。
バックから3灯。真ん中がメインライトです。

後ろから見るとこんな感じです。

メインとアクセントライトにハニカムを付け、照射角を絞ります。
フィルインは傘で全体にフワッと光が回るように。
下の写真は私が家で実習どおり撮り直した物です。
本当はここにSさんが撮影した写真が入るはずだった、
けど講座の日程が早まって間に合わないごニョゴニョ・・・
ライトの数が足りないのでちょっと違いますが(私は2灯で撮りました)
だいたいこんな感じです。

黒締めを入れるよりも全体に自然なグラデーションがついています。
照射角を絞る事で自然なグラデーションになるのです。
スタジオで勉強した事を家で再現すると、嘘みたいに簡単にできてしまいます~
予習→実践→復習と完璧なプログラムになってます。
一回一回やった事を忘れないように、頭と体にしっかり叩き込んでおきましょう!!
今回、シルバー撮影が早めに終わったので、次回の予定の撮影もちょこっとやりました。
ここでSさんがタイムアウトで帰ってしまったので、カメラマンはブルマンに交代。
アシストはNさんにお願いしました。
テキストではステンレスのケトルを撮る事になっていますが、
今回は先生が用意してくれたマグカップを撮影しました。
教科書通りのライティング。左のハイライトがキツ過ぎて飛んでしまいます。

ハイライトの位置をずらしてみました。

落ち着いた感じになりましたが、全体に少し暗くなり、
マグカップの取手が背景に同化しています。
これが最終型。ハイライトの位置を動かして、ライトの強さも変えました。
取っ手の輪郭も表現されています。

今回は教科書通りのセットでなんとか撮れました。
全然違うやん!!って時も多いのにね
テキストの写真はあまり参考になりませんが、
その通りやってみて、おかしな所を自分で考えて修正するという所が上級講座なのです~~。
全体のセットはこんな感じになりました。

毎回思いますが、こんな小さなカップでも写り込みを防ぐ為には
どんどんセットが大掛かりになってきます・・・
このような背景の大道具、小道具をしっかり作っておかないと、今後、自宅での撮影も困難を極める事でしょう。
軽い脅しか?(爆)
いえ、実感です。
冗談抜きでこれらの大道具はあると便利です。
セット組み立てるのが早いです。
材料はコーナンに売ってます。
私もまだ全部作ってないので、今度みんなで作りましょー
ディフューザーを張った木枠と巨大発砲の板はいるでしょー
でも・・・・どこに置くの???