さて、これらの説明をふまえて、今回のlesson2「ティーポットを撮る」を実践しました。
セッティングは
メインは左からサイドライティング、右斜め手前からフィルイン(ディフューザーで代用)
メインの近く左の少し奥にアクセントライトを配置。
手前の黒いシートはハレ切りです。

まず、サイドライティング+フィルインのみ。
f11・1/125秒
フィルインをディフューザーで代用したので、シャドーのグラデーションも
柔らかく、滑らかな仕上がりになりました。

サイドライティング+フィルイン+アクセントライト。
f11・1/125秒
アクセントライトを入れる事で、注ぎ口の輪郭が強調されましたが、
全体が少し明る過ぎて効果が解りにくいです。

サイドライティング+フィルイン+アクセントライトに
バックシートにビデオライトで定常光をあて、f13・1/8で撮影。
少し絞ったので、アクセントライトの効果もわかりやすくなりました。
バック飛ばしをする事で、被写体がバックと分離され、浮き上がって見えます。
さらに、バックシートの凸凹感も消え、雰囲気のある背景になりました。

上記の設定で撮影した画像をphotoshopで編集したもの。
トーンカーブでレッドを強調。

背景の定常光の赤みと全体のバランスを取って、
雰囲気のあるしっとりした感じに仕上がった。
今回は内容が濃く少し長くなってしまいましたが、
今後も、回を追うごとに難易度も増し、難しい撮影になってゆきます。
みなさん、自宅でしっかり復習して下さいね。
復習の作品は次回の講座の前に、先生にチェックしてもらいましょう。