こんにちは、管理人のブルーマウンテン(名前、わかりますよね?)ことブルマンです。
第2回のブログのアップが遅れてしまって申し訳ございませんでした。
さて、前回の「四角い箱を取る」という課題で、
ブルマンが実際にお菓子のパッケージの写真を撮ってみました。
切抜きの完成作品がこちら。

先生の添削の結果は、30点でした。
少々暗いのと、絞りが浅い(f8.0)とのこと。
パッケージ撮影でこのくらいのアップならf16まで絞らないと
後ろの方がボケてしまう。
暗いのはメーター通りに撮影してしまったっためで、
基本は、黒は1/2絞りあける、白は1/2絞りしぼる、とのことでした。
左端の白い部分もバックに同化してしまっているので、このままでは使えないとのこと。
納品の際も、フォトショップで自由変形を使って
ちゃんと歪みを補正してから納品しないといけないそうです。

商品を直に背景の上に置いているので、
白いバックシートが底辺に写り込んでいます。
このままでは黒い紙をいくら近づけても、白の反射は防げません。
必ずアクリルのブロックの上等に置いて、
商品を浮かせて撮るようにとの事でした。
また、左端の白い部分がバックに同化しているので、
左端も黒ケントで覆うべきでした。
切抜きの大前提として「切抜きの背景は必ず白で撮れ」
というお約束があります。
切抜きは白い背景の上で使う事が多いので、
白の背景の中でバックと分離できているかどうかが重要とのことでした。

全体を黒のケント紙で覆ってフチを締めるのに無理がある場合、
もう一つ方法を教えて頂きました。
バックライティングボックス。

この前に商品を浮かせるように置いて撮影するという手法です。
ボックスは先生の手作り。
箱の後ろ側にスピードリングを埋め込み、
モノブロックを取り付けられるようになっています。

実際に液体の入った瓶を立ててみます。

両脇に黒いケント紙を近づけると、
すでにエッジが浮き上がって来ています。
このままではライトの面積が小さいので、
ライトの前にディフューズをかけて面積を広げます。
輪郭がくっきりと浮き上がり、
液体のグラデーションも美しく表現されました。

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